PROJECT

鹿児島県畜産コンサルティング

概要
鹿児島県は日本有数の畜産県として、黒毛和牛を中心に世界市場への展開を目指しています。その一環として、鹿児島県市長会・町村会主催の畜産研修会において、オーストラリアの現地事例や輸出の課題をテーマに講演・コンサルティングを実施しました。

実施内容

  • 講演・研修会
    ・「農政新時代における日豪第一次産業の関わり方」
    ・オーストラリアにおける和牛生産の現状と課題(品質管理・血統改良・流通)
    ・鹿児島和牛の輸出の現状と今後の方向性

  • 比較分析
    ・日本産和牛の強み:統一的な生産管理システム、血統登録、格付け制度、品質フィードバック
    ・オーストラリア産和牛の課題:品質向上意識の低さ、血統管理の難しさ、短期肥育志向

  • 提案・コンサルティング
    ・鹿児島和牛ブランドの差別化戦略
    ・長期的な輸出拡大に向けた物流・検疫体制の強化
    ・人材育成と国際的な畜産教育交流(ワーキングホリデー・スポーツ留学との連携)
    ・観光や食文化と結びつけた「畜産+観光」型の地域活性化モデル

    成果
  • 参加者:約150名(自治体首長・畜産関係者)から高い評価を取得。
  • 鹿児島和牛の輸出促進に向けた具体的な課題整理と方向性を提示。
  • 畜産と観光・教育を組み合わせた地域戦略の必要性を明確化。

五徳の視点
本取り組みを通じて、鹿児島和牛は品質面で世界に誇れる強みを持つ一方、輸出には流通・人材・国際連携の課題があることを再確認しました。
オーストラリアでの事例と比較することで、鹿児島に求められる改善点や新しい可能性が浮き彫りになり、今後のブランド強化・市場拡大に向けた具体的な道筋をお伝えすることができました。